臨床心理部門
臨床心理部門について
当センターでは身体面での治療・リハビリテーションだけではなく、お子さんに対するカウンセリングや、ご家族のご心配やご相談などお話をうかがうことで、心理面でのサポートもおこなっています。
臨床心理部門では主に心理検査、カウンセリングの2つの業務をおこなっています。
心理検査
臨床心理部門では、お子さんの状態に応じて様々な検査を行います。
検査結果をもとに、お子さんにとって必要な支援や配慮を検討し、ご提案することもあります。
なお医師の指示によっては、ご希望に添えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
検査の種類
発達の状態を明らかにするもの
新版K式発達検査2020など
知的な能力を明らかにするもの
WPPSI-Ⅲ、WISC-Ⅴ、WAIS-Ⅳ、田中ビネー知能検査Ⅴ、K-ABC-Ⅱなど
性格の特徴や対人関係をもつ際の傾向を明らかにするもの
P-Fスタディ、SCT、HTP、バウムテスト、Y-G性格検査など
発達特性や社会性を評価するもの
PARS-TR、AQ、M-CHAT、Vineland-Ⅱ適応行動尺度、ADOS-2、Conners3、ADHD-RS、ひらがな音読検査、改訂版標準読み書きスクリーニング検査など
カウンセリング
医師の指示のもと、公認心理師や臨床心理士の資格をもった者が、お子さん、または、ご家族のご相談を受け、様々な方法を用いてサポートを行います。
実施には当センターで医師の診察を受ける必要があります。希望される方は、受診の際に主治医へご相談ください。
なお医師の指示によっては、ご希望に添えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
カウンセリングの種類
プレイセラピー
遊びを通して行う心理療法
ペアレント・トレーニング
お子さんのことを理解し、親子関係の悪循環をなくすためのトレーニング
PCIT
親子の交流を深め、質を高めることで親子関係の回復に向かうよう働きかける心理療法
認知行動療法
考え方や行動に働きかけて気持ちを楽にする心理療法
など