看護師
看護師について
私たちは発達に支援が必要な子どもたちやそのご家族に対して、小児としての心身の成長・発達を支え、持っている能力を最大限に引き出し、自立に向けて看護します。
また、いかなる障がい児であっても生命の尊さを考え、一人の人間として尊重し、小さな変化を見出し、その発育を支援します。
看護部基本方針
- 私たちは発達に支援が必要な子どもたちに、安全で良質な看護を提供します。
- 他部署と連携し、ライフステージに応じた総合的療育を実践します。
- やさしく、思いやりのあるあたたかい看護を提供します。
- 専門知識や技術の習得など、職員の資質向上を図ります。
看護部配置
- 外来診療部門
- 医療型障害児入所施設併設療養介護事業所(ひばり病棟)
- 医療型障害児入所施設(杉の子病棟・手術室・中央材料室兼務)
- 生活介護事業所(よつ葉)
- 医療型児童発達および児童発達支援部門
- 感染予防対策室(兼務)
- 医療安全管理室(兼務)
- 医療的ケア児支援センター(兼務)
主な活動
- 看護部の活動をより円滑に進めていくために、業務委員会・記録委員会・教育委員会・査読委員会の4つの委員会と副看護師長会議・看護師長会議を定期に開催しています。看護研究発表会の実施、継続看護教育として、レベルⅠからⅤまでの卒業年度ごとの研修、部署ごとの学習会、全体研修を組み合わせて職員教育の充実を図っています。
- 地域貢献と若い人材育成・将来の専門職確保のために、県内の看護学生の臨床実習を引き受けて、その指導に当たっています。
- 隣接する「秋田きらり支援学校」の依頼により、看護師派遣による療育支援を行っています。
- 対外的に当センターの活動を周知するため、学会・研究会での発表および研修会の講師を務めています。
- 感染管理認定看護師は、外来看護師長を兼務し活動しています。
感染予防対策チームの一員として、定期的な院内ラウンド、感染症発生時の対応や指導、院内感染予防対策マニュアルの作成など行いながら、効果的な感染管理を行うため、感染予防対策リンクスタッフとともに、学習会や研修会を行い職員教育や相談に応じています。 - その他、 看護部からもタスクチーム会およびリンクスタッフ会のメンバーとなり、医療安全対策や医療関連感染予防に対する活動にも参加しています。
教育体制
教育や研修体制が充実しており、研修やセンター外研修の出張等の費用の心配もありません。
センター内教育・研修例
- 継続教育
(レベル別看護実践能力評価)
(人事評価制度) - 新規採用職員研修(集合研修)
- 基礎的看護技術研修
- レベル毎研修
学研e-ラーニングによる研修 - 部署毎研修
- 看護部全体研修
※院内研修・院外研修
センター外教育・研修例
- ファーストレベル受講者:13名
- セカンドレベル受講者:6名
- サードレベル受講者:1名
- 訪問看護講習会:7名
- 実習指導者講習会:10名
- 看護協会などの研修
- 心身障害児総合医療療育センター療育研修
- 学会発表(全国/東北・北海道/秋田リハ)
先輩ナースに聞きました!
認定ナースに聞く「スキルアップについて」
認定看護師は、センターに入所している子どもたちや、在宅生活を送る子どもとその家族の生活がより良いものとなるよう、それぞれの専門分野の知識や技術を生かし活動をしています。
私たち協会認定重症心身障害認定看護師は、子どもたちの成長発達への支援に加え、学校に行くことや散歩に行くことなど、重度な障害や医療的ケアがあっても、あたり前の生活を送ることができるような支援を大切にしています。
センターでは、認定看護師などの資格取得や、研修への参加など、看護師としてのスキルアップのためのサポートが充実しています。
一緒にステップアップしていきましょう!
先輩ナースに聞く「総合病院より手技の習得が遅れるのでは」
センターのひばり病棟に勤めて、今年で4年目になりました。
はじめのうちは「総合病院に就職した子たちより、手技の習得が遅れているのでは」と不安を感じることも多かったですが、様々なケアを経験できるように先輩方が配慮してくださり、コツや留意点などを丁寧に教えていただけたおかげで、今ではそんな不安もなく働くことができています。
ひばり病棟に入所している子供たちは意思表示ができない子が多いので、子供たちの気持ちを看護師が代弁する必要があります。表情やちょっとしたしぐさ、バイタルサインの変動から体調の変化や気持ちを汲み取っていく作業はとても難しいことですが、一人一人と向き合ってじっくりと考えながら看護を実践でき、やりがいを感じます。
ぜひ、一緒にセンターで働きましょう!
先輩ナースに聞く「医療療育センターとは」
医療療育センターと聞いても、どんな医療をしているのか、どのような看護をしているのか、想像ができないかもしれません。私も就職するまで全く分かりませんでした。でも、子供が好き、障害児の看護に興味がある、という理由だけで私は当センターに就職をしました。障害児と聞くと「大変そうだな」と感じる人もいるかもしれませんが、最近では発達障害は子供でも大人にもあると耳にするようになり、心身に障害のある子供たちへの制度も整い始めています。
社会でそのような動きがあるなかで、秋田では当センターが唯一の障害児のための病院となっています。そのため幅広い分野についての知識を得ることができ、一般の病院では経験できないような子供に特化した看護を行うことができます。なにより、子供たちとの会話や触れ合う時間が楽しく、毎日癒されます。
少しでも興味がある方はぜひ就職してほしいです。
関連リンク
募集案内
現在、看護師では2件の募集があります。