秋田魁新報掲載記事 聴診記
執筆:センター長 澤石由記夫
秋田大学医学部に入学して間もなく、私は当センターの前身である太平療育園の学生ボランティア活動に参加しました。それから学生時代の6年間、障害児と交流する中で、私はこの子らと関わり続ける道を選び、小児科医になりました。鳥取大学脳神経小児科での研修の後、平成元年に秋田大学に帰り、小児神経疾患の専門医としての毎日を送ることになりました。「病気を治して欲しい」、「家族と一緒に暮らしたい」という子どもたちの願いを叶えることを目指して、日々奮闘しました。思い通りに行かなかったことが多かったなかで、私は子どもたちから学んだことや、子どもたちの生きる姿を記録したいとの思いを抱く様になりました。そんな折、聴診記の依頼があり、連載が始まりました。私の先生である子どもたちの記録として読んで頂ければと思います。
詳細記事
- ある自閉症児の成長(2018年3月10日)
- 仲間の存在、成長促す(2018年5月5日)
- 心因性発作、家族で克服(2018年6月30日)
- 親と遊び社会性育む(2018年8月25日)
- 野球少年、半身まひ回復(2018年10月13日)
- ストレス感じさせないで(2018年12月8日)
- 新薬が難病女児を救う(2019年2月2日)
- 障害の息子支えた両親(2019年3月30日)
- 最期まで生き抜く姿(2019年5月25日)
- 子のみとりに向き合う(2019年7月20日)
- 委託児に深い愛情注ぐ(2019年9月14日)
- 親の関わり、成長左右(2019年11月9日)
- 夢が少女を前向きに(2020年1月11日)
- 疾患と上手に付き合う(2020年3月7日)
- 暴力振るう男児の変化(2020年5月2日)
- 重度障害児のケア体制を(2020年6月27日)
- ストレス減れば改善(2020年8月22日)
- できること評価して(2020年10月17日)
- 一日でも早く治療を(2020年12月12日)
- 母の「最期の戦い」(2021年2月13日)
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